シグマ55-200mmF4-5.6 DC
DA14mmとさんざ迷った挙句結局こっちを買ってしまいました。シグマのAPSサイズCCDデジタル一眼用レンズです。
焦点距離が55-200mmということで、*ist Dに装着すると82.5mm-300mm相当となります。もともと「控えめ?」なスペックであることに加え、APSサイズのイメージサークルに合わせた設計のためコンパクトな作りになっており*1、またそのせいか各社どのマウントでも先に行くに従って細くなる独特のフォルムを持っています。フードはバヨネットタイプの筒型。フィルター口径は55mmです。
さてどれが一番焦点距離が長いでしょう?な図。両側が超広角&大口径だとしてもこのコンパクトさ…。
正面から見るとこんな感じ。
鏡筒が最大に伸びるとこんな感じ。長いフードも相俟って立派な外観に。
正直なところ、質感としてはかなりちゃっちいです。あとコンパクトさが逆に災いして望遠時のホールディングがちょっぴりつらいかと。思わず握ってしまう部分が既にピントリングなのでAF駆動して慌てることがあります(特に望遠時)。このクラスの普通の望遠ならだいたいズームリングが中央部に大きめにあるのでそこを左手でホールドしやすいですしね。慣れの問題でもあるのですが…。
*ist D関連のサイトや画像掲示板などでは評判が結構良かったので期待していた実写性能ですが、噂に違わずなかなかいい写りをします。結構シャープですし。
画像クリックで少し大きいサンプルを表示します。(Photoshop CSでリサイズ・回転のみしています)
テレ200mm(換算300mm相当)・順光。すっきり撮れてます。
ワイド端55mm(換算82.5mm相当)・少し逆光。
建物の屋上のアンテナを。細部描写も悪くない?(テレ端200mm)
ワイド端で。ボケも悪くないしけっこうシャープやん。
実売価格2万円強というお手ごろ価格ながら写りも悪くない。なにより気軽に持って歩けるコンパクトさが最大の魅力ですね。同じシグマのDCシリーズである18-50mmの方も評判は悪くないようです*2。
これで物欲が収まればいいんですが、そう易々とはいかないのが一眼の世界。世に言う「レンズ貧乏」への道を着実に歩んでいるのでは…というヨカーン(悪寒)が背中の辺りからこうゾクゾクっと…*3。
●おまけ
ふと見上げると飛行機が飛んでいたので。
これが等倍ッス。