えばたリサイクル

旧ブログのリサイクルです。

それ自体にケチをつけるつもりはないのですが…

デジカメWatch「キヤノン、「EOS Kiss Digital X」発表会を開催」

「国民的一眼レフ」!

「100万台市場へV字回復」!

「Welcome!交流戦」!!

 わたしはこの言葉が嫌いなのでできれば使いたくなかったんですが、あえて言います。

 キモい!キモすぎます!

 いわゆるプレスリリースなんてこんなもんなのかも知れませんが、キャッチー(うぷぷ)な言葉並びすぎです。


 …「交流戦」と称するあたりなんかすごくイヤです。

印象つらつら

・ファインダーがDL/DL2と同じ仕様(ペンタミラー・倍率0.86倍)になって、従来使っているD/DS(ペンタプリズム・倍率0.95倍)と比べると確かにちょこっと小さくも感じるが、それとて双方をとっかえひっかえしてるときに感じるもので、K100Dだけ使ってるときには「小ささ」みたいな感じ方はあまりない。明るさも遜色なし。マニュアルでのピントあわせはさすがにD/DSのほうがやりやすく感じる。(D/DSのファインダーは「ざらっと」した感じでヤマが掴みやすいのに対し、K100Dのそれは「つるっと」した感じ。)
・操作体系はこれまでのDSから継承されてきたものなので変化なし。ただし十字キーの作りが変わり、ゲームのパッドのような丸いものから上下左右独立ボタンになったのはむしろボタンを押しにくくなってしまってて残念。
・AFが早くなったというもっぱらの評判。確かに「迷い」は少なくなってるように思うけど、だからといって劇的に早くなったわけではない。あと心なしかメディアへの書き込みが早くなっているような…(これは感覚的なものかなぁ)。
・Shake Reductionは確かにスローシャッター時に効き目がある。但し何でも「止めて」くれるわけではないのでホールドをおろそかにしているとブレる(当然)。でも室内や夜景など、手持ちでどうか…という光量の少ない状況でも撮れる(というか撮れてる確率が高くなる)のはとてもありがたい。
・色調はこと「ナチュラル」に限って言えばDSと同傾向もしくは少しあっさりめか(デフォルトパラメーター時)。

それだけで充分。

▲デジカメWatch「気になるデジカメ長期リアルタイムレポート・ペンタックスK100D【第3回】〜手ブレ補正の効果を検証する〜」

 Shake Reductionの効果を検証しているが、グラフィカルで非常にわかりやすい。

 それはそれとして、

 【略】手ブレ補正ユニットを搭載したレンズであれば、手ブレ補正の効果をファインダーで確認できる(ファインダー像が安定する)が、撮像素子シフト方式の場合、ファインダーでは手ブレ補正の効果はまったくわからない。そのため、K100Dと同じように撮像素子シフト方式を採用するソニーα100は、手ブレを検出する角度センサーの情報を、手ブレインジケータとしてファインダー内に表示している。カメラのホールディングが不安定だと、手ブレインジケーターのバーが多くなり、ホールディングが安定するとバーが少なくなるので、自ずとカメラをしっかり構えるような心理的効果がある。
 しかし、K100Dには、そうした手ブレの状態を示すインジケータはなく、SRオンを示すアイコンがファインダー内に表示されるだけだ。したがってK100Dを使うときは、自ら手ブレしないようしっかりとカメラを構える心がけが重要だ。できればα100と同様、ブレの状態を表示するインジケータが欲しいところだが、それが無理ならせめて撮影後に手ブレ補正が有効に働いたのか、それとも手ブレしてしまった可能性が高いのかを、クイックビュー表示で確認できる機能を付けてほしいと思う。

 ・レンズ側補正で「ファインダー像が安定」していたところで、「自ら手ブレしないようにしっかりとカメラを構える心がけ」がないとブレるものはブレる
 ・「K100Dを使うときは〜心がけが重要」は「K100Dは勿論α100でも、手ブレ補正の有無を問わずカメラを使うときは〜心がけが重要」。
 ・「インジケータ」は確かにあれば便利なのかも知れないが、果たしてそんなん要るのか?という気もする。ましてや「撮影後にクイックビューで確認できる機能」なんて…。
 ・便利なのはいいだろう。機能が豊富なのもいいだろう。しかし、撮影者が気をつけなければいけないことまでカメラ側に求めるのは如何。ましてやわざわざ一眼レフ買っておきながらそれってどうよ。

 あ、えーと、これは記事に対する文句ではなくて「屋上屋を架すような余計なお世話」ね。

きょう立ち読みした本に

 K100Dソニーα100の手ぶれ補正機能対決の記事が載ってたんですよ。
 でね、結果は「なんと意外なことにK100Dの勝ちとなった」っていうんですよ。

 意外って何が意外なん?

 確かにその前後含めてα100の特集ページだったようなんで、「さすがα、手ぶれ補正でも敵なし!」って持って行き方にしたかったのかな。それは残念でしたね。
 わたしは確かにペンタックスファンですしK100Dユーザーですが、ことさらαを敵視したりけなしたりする気はさらさらありません。だって理由もなければ意味もない。
 単に雑誌などメディアでの扱い方になんかこう、どうにもすっきりしないものを感じるだけ。その一端がこの記事にあったということです。

街のカメラ屋さんのぼやき


わたしがよくお世話になっているカメラ屋さんでは、α100の注文が30人ほどから来たにもかかわらず初回入荷は3台あるかないか。しかもその次の入荷は「全くわからない」ということでほとほと困っている様子。かといってヨドバシなど大規模店に傾斜した出荷でもないらしいとのことでつまり初回ロットがもともと少ない様子*1

さすがソニー。カメラでも家電と同じ「飢餓商法」使う気やな。

カメラ屋にそんな商売されたら困る、と店長がぼやいてましたわ。

*1:そんな大規模店ならバックオーダーも相当なモンだろーな

写真を貼りつけてみると…

横で撮影、編集で回転させた画像は…

WS004SHの内蔵カメラで撮ったもの。「悪い意味で」まったくケータイのカメラですな。
晴天の屋外では液晶が全然見えません。プレビュー画像もディスプレイの真ん中にちょこっと表示されるだけなのでなに撮ってるのかわかんないです。期待はずれ以下。