えばたリサイクル

旧ブログのリサイクルです。

CCDのゴミ問題

CCD面のダストが映りこんだ画像。クリックで実寸画像。270KB。
 一眼レフデジカメが共通に抱える問題がCCD(というか素子の前のローパスフィルター)に付着するゴミ対策です。機構としてアクティブに対応しているOlympus E-1以外はどれもが「手動で拭き取る」しかありません。
 ではどれぐらいゴミって付着するもんでしょうか。昨年11月に購入してから3か月ちょっと、600枚弱の撮影をしたウチの*ist Dでの状況です。(画像クリックで実サイズをご覧になれます。270KBあるのでご注意を。)
 所有するレンズは現在3本。そこそこ頻繁に付け替えをしていますが、ゴミの混入を防ぐため交換時にはボディを下向きにし、付け替えるレンズのマウントの埃をブロワーで念入りに吹き飛ばしささっと付け替えるようにしています。屋外での交換は極力避けるようにしていますし。
 これだけ注意していてもゴミは付着するものですね。これには外部から侵入するだけでなく、カメラの機械部の動作に伴って発生する小さなダストもあるそうです。原寸画像をご覧になっていただければ分かるとおりゴミが左に集中して付いているんですが、これの殆どが実はそれなのかも知れませんね。
 この画像は装着していたレンズ(smcPENTAX-A 50mm f/1.4)の最小絞りであるf22で撮影したもので、f8程度まで開けるとゴミは見えなくなります。ですんでしばらくはこのまま使い、支障をきたすような大きなゴミが付着したりしない限りは1000カット程撮ってから一度サービスに清掃を依頼しようかと思っています。

Aレンズを使う

*istDに装着したA50mmF1.7
 *ist Dで標準的に使う純正のAFレンズといえばFA、FAJ、DAレンズですが、歴史あるKマウントを継承しているゆえに多くのMFレンズも使用できます。そんな中で一番使いやすいのがAレンズではないでしょうか。
 Aレンズは絞り環の最小絞りの隣にA(AUTO)のポジションがあるもので、カメラボディから絞り値をコントロールするモデル*1の登場からラインナップされ、一部まだ生産が続いているモデルもあります。現行のペンタックスAFレンズは早い話このAレンズをAF化したもので、AFのボディに装着するとフォーカス以外全ての機能が有効になります。ピント以外現行AFレンズと一緒ってことですね(ちょっと強引かな)。
 わたしは動体を撮影するときでも置きピン*2で撮ることが結構ありますから、MFでも全然問題なかったりします。AFレンズをMFで使うとピントリングがスカスカでうまく調節できなかったりするのですがなんせそこはMFレンズ。粘りのあるしっかりした手応えでピント調整がしっかりと、楽しくなります。
 それになんといってもこの写真のようになんとも格好いいじゃあありませんか(私見)。これが今回購入したsmcPENTAX-A 50mmF1.4です。既に生産終了しているので中古品。梅田の八百富写真機店で18,000円+税でした。状態はかなり良いです。

*1:1983年発売のSuperAでしょうか?

*2:あらかじめピントを任意の箇所に固定しておくこと